先日、10ヶ月の赤ちゃんがゴールデンレトリバーに噛まれて亡くなるという、大変痛ましい事故が起こりました。

世界中で繰り返される、乳幼児や子供の咬傷事故。
結論から言うと、
絶対的に足りないのは「管理」です。

少なくとも私はそう思います。
ここでの管理とは、犬をサークルに入れるなど、
赤ちゃんと犬とを物理的に接触できない状態にすることです。

報道の中には

今回の事故が、犬のしつけが足りていなかったことが原因であるかのように思わせる内容のものがありました。
しかし、このような事故が起こるかどうかは、しつけの問題ではありません。
いくらしつけができていようと(今回の報道における「しつけ」の定義が不明ですが…)噛むときは噛みます。

どんな犬でも、噛む可能性はあります。
「絶対に噛まない犬」は、いません。

一般の方々のコメントは以下のようなものでした

・赤ちゃんに嫉妬したからだ

・犬が赤ちゃんを一番下に順位づけしたために起こった

・ゴールデンは温厚な性格なはずなのにおかしい

これらは我々人間が犬に対して貼ったレッテルでしかありません。
嫉妬していたのか?など、私たちはどう頑張っても確認することはできません。
犬種も関係ありません。

原因を安易に犬の内面に求め処理することで、似たような事故はまた繰り返されます。

・赤ちゃんと犬から目を離したのが悪い

という意見もあります。
目を離してはいけないのは当然なのですが、実はこのような咬傷事故は大人の監視下(目を離していないとき)で起きていることが多いのです。

見ていても、ただ見ているだけ。
見るべきポイント(犬のストレスサインなど)が見えていないと、それは見ているとは言えないのです。

微笑ましい?

よくYouTubeなどでも、犬と子供が仲睦まじく触れ合っている動画がupされます。

これはYouTubeで「child dog」と検索して一番に出てきた動画です。

この動画を見て「微笑ましい」としか思わなかった方は、もっと犬のことを知る必要があります。
この動画の中だけでも、危険な場面が何度も何度も出てきます。
いや、ほとんどの場面が危険かも。
「見える」人がこの動画を見たら、心拍数が上昇することでしょう…

犬を知りましょう

知らなかったがために悲劇を生む前に、
犬のせいにする前に、

改めて、犬を知る努力をしませんか。
一緒に学んでいきましょう。

亡くなった赤ちゃんに、心からご冥福をお祈りします。

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