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あなたは守れてる?動物病院でのマナー(後編)

動物病院でのマナー後編

あなたは守れてる?動物病院でのマナー(前編)」からの続きです!

いよいよ病院内に入ります。笑

待合室でのマナー

1. 犬のリードは短めに持ち、目を離さないで!

動物病院に来院するのは、犬だけではありません。
環境の変化にデリケートな猫や、被捕食動物であるうさぎ・ハムスターなども来院します。

当然ですが、体調が悪い動物も来院します。
勝手に他の動物を触ったり、むやみに近づいたりしないようにしましょう

 

ごく稀に、犬にリードをつけずに動物病院に突入される方がいらっしゃいますが、これは言語道断です。

他の来院者や動物のところに勝手に行けないように、リードは短めに、しっかりと持ちましょう
伸縮リードもオススメしません。

 

その他、リードをつけて抱っこする、クレートに入れる、場合によっては車内や院外で待つ…など、お互いが譲り合い、思いやりながら過ごせるといいですね。

 

そして、ペットから極力目を離さないでください

恐怖や不安から、思いも寄らない行動を取ることもあります。

「うちの子は大丈夫」はNGです!

2. 猫はキャリーに入れ、指示があるまで出さないで!

「うちの猫は逃げないから大丈夫」と、飼い主の肩にヒョイと乗せて移動される方。
診察室に入るやいなや、猫が入ったキャリーをガバッと開ける方。

マジで危険です。
危険を察して本気を出した猫は、我を忘れ、全力で、それはそれは全力で壁すら走ります。

 

流血沙汰になったり、外に逃げてしまったり、病院の高価な機器を破壊してしまうこともあります。

キャリーの扉はしっかりと閉めて、病院側の指示があるまで開けないでください。

 

キャリーから飛び出す可能性がある猫は、洗濯ネット(粗目)に入れてからキャリーに入れると安心です。
洗濯ネット単独での来院は危険ですのでやめましょう。必ずキャリーと併用で。

 

猫と待合室で待つ場合、キャリーは床に置かず、地面より高い場所(椅子の上や膝の上、台の上など)に置く方が猫のストレスが軽減されるようです。

他の犬などが見えて落ち着かない場合は、キャリーにカバーをかけてあげましょう。

猫のキャリーは上びらきタイプが断然おすすめ

嫌がっている猫ちゃんをキャリーの奥から引きずり出すというのは、猫と人双方にストレスがかかります。

上が開くキャリーなら、簡単な処置はキャリーの中でできちゃったりもしますよ。

↑これはよくホームセンターなどでも販売されているからか、多くの飼い主さんが使っていらっしゃいます。

いろんな色があって可愛いのですが、これの欠点は「猫が中にいない状態で蓋を開けると、自立せずに倒れてしまう」ということです…

↑これなら上も開くし、正面の扉を開けたまま部屋に置いておく、なんてこともできます。

ちょいちょいおやつを仕込んでおけば、「キャリー=おやつが湧き出る楽しい場所」に!

3. 受付カウンターに動物を乗せないで

受付される際「見てください、ここがこんな感じなんです!」と受付カウンターに動物を乗せて説明される方がいますが、危険ですし、不衛生な場合もあるのでやめましょう。

4. 家族全員で来られると困ることも

動物病院の待合スペースには限りがあります。
1家族につき4〜5人以上で来院されると、狭い病院では人口密度が大変なことになってしまいます。

付き添い人数が多い場合は、譲り合いの精神をお忘れなく

5. ペットが粗相しちゃった場合、スタッフの指示を仰ぐ

いろんな犬や動物が来て、いろんな匂いがする動物病院。
マーキングするわんちゃんの場合は、あらかじめマナーベルトを着用させておきましょう。

こんなような、巻くだけでかわいい製品がたくさん出てきましたねー。

犬の服 full of vigor(フル オブ ビガー)さんの製品です。ここの服は、我が家も愛用しています。
このタイプのマナーベルト(マナーガード)は「ずれない!」と好評でした。術後服としても使えます。

 

もし粗相させちゃった時は

病院によっては、待合室の一角に雑巾やペットシーツなどを用意していることもあります。
ご自分である程度処理をしたら、病院スタッフに知らせて指示を仰ぎましょう(消臭や消毒の都合があります)。

決して、そのまま放置して帰ったりしないでください!!
(何箇所もマーキング放置されて黙って帰られて、数時間後に気づき、悲しくて崩れ落ちた動物看護師時代…)

排泄させる場合は、動物病院指定の場所で

屋外とはいえ、動物病院近辺で排泄させることも基本的にはおすすめしません。
動物病院の近隣住民への迷惑となるからです。

動物病院指定の排泄場所がある場合は、必ずそこで。
他の場所で排泄させた場合も、排泄物の処理は必ず行いましょう

マナーとは、ほんのちょっとの気遣い

ここまで書いてきた「動物病院でのマナー」。

人によっては当然のことかもしれません。

お互いの、ほんのちょっとの気遣いで、ペットと飼い主さんがよりリラックスして診察を受けられるようになれば素晴らしいですね!

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